2泊三日で退院⁈アメリカでの出産体験記(後編)

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前回からの続きで、私のアメリカでの出産体験記です。前回は、陣痛開始〜入院までの経過を書きました。

今回、ついに出産を迎えます!

>>前編はこちら

出産当日(予定日4日前)

麻酔〜出産まで

麻酔を打ってもらった後、睡魔に襲われ、2時間ほど爆睡。出産までにまた元気を蓄えることができました。入院している間、私のご飯は出るものの、夫は何も出ないので、私が寝ている間に近くのお店にご飯の買い出しに行っていました。

眠りから冷めた後とはご飯を食べたり夫と談笑したり、家族とテレビ電話で話したりと、かなり和やかな雰囲気。それもそのはず。少し痛いな…と思ったら、手元の麻酔薬注入ボタンをポチッと押していたのです。

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Amy

すごーーーーい!全く痛くない!

私は麻酔が効きやすい体質らしく、久しぶりに痛みのない時間を過ごして完全に調子にのっていました…。

PM3:00

定期的な様子見で、ドクターが病室にやってきました。「調子どう?今日夜までにベビーに会えるといいわね」なんてにこやかに話して、子宮の開き具合を確認したところ。

「…!?あら。もう産まれるわ!!!あなた、何も感じないの?!もうすぐよ!!」

という掛け声とともに、ドクターの一声で看護師さんがバタバタと準備を始めます。

私と夫、あまりの出来事に呆然。

「え、まったく何も感じてなくて心の準備ができてない(今更)」

私の病院は、入院〜出産〜産後の回復まで同室で過ごすLDRタイプのため、出産のために部屋を移動することもありません。私がベッドに寝て呆然としているうちにあれよあれよ、という間にドクターも位置につき、出産準備が整いました。

Pushing(いきみ方)がわからない

さて、すでにお分かりいただけているかと思いますが、もう産まれるところまできているのに、全く痛みがない私。ドクターから、合図をしたらいきんでね、と言われるものの…

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Amy

足の感覚が全くない…

そう、いきむための足の感覚が残っていなかったのです。後から知人に聞いた話によると、少し痛みを残した状態にしておくべきだったそうですが、そんなことは露知らず。

そんな状況の中でも、刻一刻と時は迫っています。足の感覚がないことに焦りながらも、ドクターに「今よ!いきんで!!!」と言われるままに、なんとか下腹部に力をいれてみるも、「うーん、全然降りてこないわね…」

出産に駆り出される夫

足の力が入らない状況でいきむのは、本当に大変です。(おそらく、余計なところに力が入っている)夫も出産に駆り出されます。

「奥さんの膝と足首を抑えて!こうよ!この向きで、私(看護師)と息を合わせてね!いくわよ!!」

30分以上いきんで、ようやくいきみ方がわかってきた頃。ドクターから

「赤ちゃんの心音が弱ってきている。あと2回くらいで出産できなければ帝王切開になるかもしれないから頑張って」

と言われ、さらに焦りが増します。後からわかったのですが、首にへその緒が巻きついていたようです。この言葉を受けて、今まで生きていた中で、出したことのない力を込めました。

出産しました!

PM3;40

元気な男の子を出産しました。

予定日からは、4日早い出産でした。生まれたばかりの息子を見た夫。血が苦手(卒倒するレベル)なのに、必死な私の姿をみてそれどころではなかったそうな。希望していた通り、無事にへその緒も切ってもらいました。

母子同室の洗礼

出産したばかりの真っ赤な赤子が私の胸の上にポンと置かれ、早速カンガルーケア。この時は、疲れとともに、感動で涙が止まりませんでした。無事に生まれてきてくれたことに、感謝しました。

それもつかの間。

LDRということで、出産したその瞬間から、夫と私、赤子の3人生活がスタート。私たちは翌々日の退院が決まっているので、それまでに諸々の検査や、赤ちゃんのお世話について教えてもらいます。

とは言っても、出産で私はぼろぼろだったので、私の仕事は授乳のみ(と回復)。それ以外の、泣いたらあやし、オムツを変え、飲んだらゲップさせて寝かしつけるという仕事は、全て夫が担ってくれました。

ちなみに夫は、この日から2週間育児休暇を取ってくれました。出産からの最初の2泊三日を一緒に過ごせたことで、夫は「自分は父親だ」「育児は大変」ということが身にしみたそうです。(後日談)

今でも、私と家事・育児をしっかり分担してくれるのでとても助かっています。

病院食

ここで、記念すべき病院食をご紹介したいと思います。

バーガー!ステーキ!なアメリカンな病院食もあると聞いていたので恐怖していたのですが、意外と野菜が多かった印象。

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Amy

でも美味しくない(涙)

2泊三日で退院

というわけで、LDRというスパルタな環境、病院食より日本食が恋しいという状況でしたので、家で待機してくれていた母に

「うなぎが食べたいです」

とLINEを送り、喜び勇んで帰宅の途についたのでした。日本食、最高!!

まとめ

無痛分娩でも、少し痛みを感じるくらいにしておいた方がいい。

これが今回の出産の教訓です。

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